グローバル化が進む日系企業のお客様の多様なニーズにお応えできるよう、1993年12月、松本正株式会社初の海外拠点となる香港松本正有限公司を設立致しました。当時から中国の広東省は世界最大規模の工業区域にあり、香港、マカオ、広州を結ぶ珠江デルタ地区と呼ばれ日系企業の進出が活発な地域で知られております。また香港は中国とASEANの玄関口として、世界各国のビジネスパーソンが行きかう活気ある自由貿易地域として利用され、当社の海外ビジネスの原点でもあります。又当社では香港ドルはもちろんの事、US$、円の決済も可能です。取扱い品目としてはハンダ、接着剤を中心に基板実装関連の周辺機器を始め、その他工業用資機材を数多く取り揃え、香港を通じ中国やアジア各国のお客様へ、輸出入や現地調達等、各拠点間のネットワークを活用しながら、スピーディーかつ最適なサービスを提供しております。香港松本正有限公司は25年以上の実績と信頼により、数多くのお客様の『企業間の架け橋』として貢献しております。
大連松本正貿易有限公司(以下、大連松本正)は、2005年12月に大連に設立されました。 本社(大阪)、香港(尖沙咀)と同様に、電子材料や化学材料、または半田付け装置、各種検査装置、そしてそれらの製造ラインに付随する副資材、消耗品、金型用各種溶剤、金属部品加工、省力機器の製作等を取り扱っており、様々な製造現場に適した材料を、弊社の理念である「材料の自由と創造」を基に提案、販売を行っております。 また、大連松本正は、中国市場に適した販売をするべく、中国国内商品、輸入商品を人民元(各種増値税対応)で供給しています。マツモトショウグループは拠点ごとに特色がありますが、大連松本正は中国国内で取り扱いが困難な商品、「危険化学製品」、所謂危険物(可燃物)の取り扱いが可能であり、益々規制が厳しくなっている中国の現状に対応することが出来ます。更に、中国各地のお客様に対応するべく、本社(大連)をはじめ、華南地区は東莞に拠点と危険物倉庫を置き、皆様への更なるサービス向上に向け拡張し続けています。皆様のお役に立てるよう様々な商品を用意しておりますので、是非とも一度御問い合わせ下さい。
松本正シンガポールは2015年9月に設立し、当社で一番新しい海外現地法人になります。日本、各海外拠点と連携し、東南アジアの現地企業及び日系企業が求めている現地調達を積極的にサポート致します。また世界有数の貿易港のメリットを生かし、東南アジア各国との輸出入貿易を円滑に進める事が可能です。取引通貨についてはUS$、シンガポール$、日本円となります。東南アジア各国取引の販売実績につきましては、ハンダ及びハンダ付け関連ロボット、副資材、危険物溶剤などがあり、マツモトショウグループで取り扱い可能な製品の現地調達化を可能に致しました。
ベトナム、特にホーチミンは日本との経済的な結びつきが強く、位置的に東南アジアの中心に属しております。そんな中、我々ホーチミン駐在事務所は、2014年5月にホーチミン市内に本社管轄の海外事務所として設立され、東南アジア市場の拠点として市場調査、現地調達、及び保税倉庫を使った貿易業務等をお客様に提案しています。ホーチミン事務所では大阪本社、香港松本正、松本正シンガポールと連携し、日本/中国から進出される企業やベトナムでの販路開拓を進められる企業の『架け橋』として支援いたします。そのためには、中国語、英語、日本語、ベトナム語での対応を可能とし、日系はもちろんの事、ベトナム企業や中華系企業との一貫した材料のデリバリーが可能です。今後は2015年9月に設立されました松本正シンガポールを拠点として、ホーチミン⇔カンボジア⇔タイ(メコン南部回廊)の物流ネットワークをフル活用し、弊社の理念である『材料と自由の創造』に基づき東南アジア全体のサービス体制の構築、及び現地調達を支援して参ります。
松本正マニラは、2016年12月に設立し、フィリピンに連絡事務所として立ち上げました。長年にわたり専門商社として培って来た経験を生かし、半田関係に関わらず、装置・副資材、消耗品など幅広く営業活動をしております。また、弊社の強みでもあるグローバル購入可能な調達、日本・中国・ベトナムのみならず「マツモトショウグループ」より仕入を可能としており、安心してご購入頂けます。商品のニーズは、シンガポール松本正をハブに、すべての国境を越えて、『自由と創造』を理念に、幅広い提案を致します。各国とフィリピンがつながる架け橋に。